実家の仙台に帰ろうと決めてから、先ず取り組んだのが実家でつくるお米のブランディングでした。半農半デザイナーとして生きていこうかと思い、これまでデザイナーとしての能力を注いでつくった『鈴木米』。ロゴ、パッケージ、web、ギフトカードとデザインツールを開発し、Tokyo Designers Weekへ出展したり、都内で販路開拓の営業をしたりと、いわゆるデザイナーの領域を超えてモノを考え行動したプロジェクトでした。今思えば、これを機に生産者や地域といったローカル×デザインの道筋が見えて来たようです。震災を機に岡山へ来ることとなったので、今や幻となってしまった鈴木米ですが、いつの日か復活するかもしれません。
CLIENT:SELF BRAND
DESIGNER:鈴木 宏平 / nottuo
PHOTOGRAPHER:片岡 杏子
WEBSITE:CLOSED