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Report of business trip for Taitung

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「Action Taitung Award」の授賞式での特別講演オファーをいただいて2泊3日で台湾🇹🇼の台東へ2週間ぶりに再び訪問してきた。

前回は台東でもさらに郊外の成功市でのイベントだったが、今回は中心地の台東市での滞在で移動がない分運営のShopping Design / 台東デザインセンターのチームの皆さんとゆっくりコミュニケーションする時間が取れて、とても学び大きな滞在になった。

今回の授賞式には日本から我々nottuo/点々の取り組みと、佐賀でゼロカーボンエミッションに取り組むSAGA COLLECTIVE の取り組みを紹介され、特設ステージを舞台に各1時間の通訳を入れたプレゼンテーションさせてもらった。

特筆すべきはこの授賞式とアワードのとてもユニークな雰囲気で、一般的な勝者と敗者といった殺伐とした緊張感のあるものではなく、設けられたカテゴリーごとに受賞者が発表されると各々のスタイルで喜び、また来場者がそれを讃え掛け声や歌を歌ったりと和やかで笑顔に満ちた空気が流れていたことだ。
うっすらと感じた既視感を手繰れば、数年前に訪れた友人の沖縄での結婚式の会場で主役もゲストも織り交ぜて皆でやんややんやと大宴会になっている様に通じていることに気づく。

台東という地域は決して交通の便がいいわけでもなく、日本と同じく地方都市の不便さや社会課題を抱えているところだ。そうした「面倒」を敢えて自分たちの住む街の個性だとポジティブに捉えて事業や公益に取り組むプレイヤーを表彰した本アワードだからこそ、そこにあるのは市場原理による「競争」よりも、地域全体が抱える課題に対して皆でもがいていく「共創」の姿勢が、この会場を包むアットホームさと連帯感の要因なのだろう。

今回一緒に招聘されたSAGA COLLECTIVEの山口さんのプレゼンテーションもまた、ご本人個人の話からプロジェクトメンバーとの議論や、その後の取り組みなど、志を共にする企業体が如何に足並みを揃えて何をどうするのか?というプロセスの話がとても興味深く示唆に富んだ実際の話で貴重な機会となった。

日本でお会いしたことがなかった方と、こうしてこ海外で出会えるというの興味深く、各々の取り組みが海を超えて認知評価されていることの証左であり、エリアや取り組みは異なれど大きな視点で目指す未来の社会の共通点に喜び、移動の機内で隣に座った山口さんを捕まえては大いに言葉を交わさせてもらったが、先方には甚だ迷惑なよく喋る男であったろう(ごめんなさい笑)。

立派なステージの上での講演でなんどもしている話とはいえか聞いた価値を提供できているか不安もあったが、実際にはとても多くの方々に話を聞いてもらえ、後でスタッフさんい聞けば本気で養鶏を始めようかと議論している声もあったよと報告を受け、飛行機を乗り継ぎ海と山を越えてこの場所に来て良かったなと報われた思いだった。

今回もまたなかなかハードな旅程ではあったが、現地での運営チームの献身的なサポートと、行政と民間を繋ぐデザインセンターの役割、現地クリエイターとの意見交換、日本の先進事例の学び、食と文化の体験と素晴らしい時間をありがとうございました。