2025年6月18日〜20日までデンマーク・コペンハーゲンで開催された北欧最大級のデザインフェスティバル「3daysofdesign」をnottuoメンバーが視察してきた様子をご紹介します。
北欧最大級のデザイン展示会として知られる「3daysofdesign」。12回目の開催となる今年は450を超えるブランドが出展しており、年々世界中で注目度が高まっています。今年初出展の日本ブランドも数多くみられました。
心地よい祭典へ
梅雨空の6月中旬。nottuoの拠点である岡山・西粟倉村を飛び出し、約16時間の空の旅を経てデンマークの首都コペンハーゲンへと到着。
夜は22時を過ぎても空が明るく、北欧の夏らしいゆったりとした時間が流れていました。

「3daysofdesign」の特徴のひとつが、展示会場が1カ所に集約されていないことです。市内のギャラリーやブランドのショールーム、歴史ある建物や倉庫など、コペンハーゲンの街全体が展示会場になっています。
街を歩いていると展示会場に掲げられた「3daysofdesign」の風船や看板がよく目に入ります。展示は基本的に入場無料で見ることができるので、観光客がふらっと立ち寄ったり、デザイン関係のお仕事をしている人以外にも老若男女様々な方が世界中から訪れ、この3日間のデザインの祭典を楽しんでいました。

私も街を巡りながらたくさんの展示やイベントを訪れました。
木材と再生プラスティックを使ったサステナブルな家具や、息を呑むほどに美しい造形の照明、緻密な技巧のテキスタイルなど、新進気鋭のデザイナーから大手の家具メーカーまで、各ブランドのこだわりや思想が、プロダクトだけでなく展示空間にまで丁寧に表現されていました。
趣向を凝らした美しい展示にワクワクしたり、クオリティの高いデザインから勉強させてもらったり、つくり手の熱い想いや情熱に感動したりと、本当にたくさんの発見と出会いがあった3日間でした。



全体を通して、「3daysofdesign」が掲げるサステナブルな意識や、北欧らしい手仕事の魅力を大切にしたブランドが多い印象でした。
展示会特有のビジネス的な緊張感は少なく、人と人、人とモノが心地よくつながるような、そんな居心地のよい空気を感じました。ゆったりとした北欧の文化がそうさせるのかもしれません。
お土産がつくる笑顔
会期終了後には、現地企業のオフィスをいくつか訪問させていただきました。
働く環境の工夫や、デザインへの想いなど北欧企業の考え方に触れる貴重な時間となりました。

今回デンマークへ行くにあたってnottuoではオリジナルの割り箸をデザインし、現地で出会った方々にプレゼントさせていただきました。
水引で結んだ和紙に箸を包み、デンマーク語のメッセージを添えたパッケージ。驚きと笑顔がこぼれるみなさんの反応に、デザインを通して世界とつながれた実感がありました。

今回のデンマーク滞在中にたくさんのクリエイターたちとの出会いがありました。
家具をつくる人、食器をつくる人、写真を撮る人、本をデザインする人、香りをつくる人、さらには世界最高峰のレストランのシェフまで。
彼らに共通していたのは、「つくることを心から楽しんでいる」ということ。
その姿勢や情熱に強く共感し大きな刺激を受けました。
今回の視察を経て、私たちnottuoは来年デンマークを舞台に新た挑戦をはじめます。
この小さな村から世界中の人へ向けてどんなデザインが届けられるか。
nottuoの世界へ向けた挑戦を、どうぞお楽しみに。